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8月誕生石「オニキス」の石言葉や魅力を解説

オニキスとは

 オニキスは瑪瑙(めのう)と呼ばれる鉱物の一種です。透明感ある水晶系の石とは対極にある漆黒の石です。瑪瑙の特徴と言えば縞々模様。オニキスもよくよく見ると縞模様がある石もありますが、今は模様が無い石もオニキスに含まれます。オニキスというと皆さんブラックしかないと思われがちですが、グリーンもレッドもありますとご案内すると驚かれます。白もあるしブルーもあり、どの色もマットでパキッとした色です。そして8月の誕生石です。何色にも染まらないぞ!という非常に強いエネルギーを感じます。特にグリーンオニキスは私が過ごした南国の木々や湿気、匂いを思い出させてくれるような印象的な石です。

オニキスの歴史

 オニキスは古代のギリシャ語で「指の爪」を意味する言葉が由来だそうです。一番有名な逸話はビーナスの指の爪をキューピッドが射貫いて落ちた爪が宝石に姿を変えたというもの。元々とても強力なパワーを秘める天然石なので中世になると一時期悪い意味で使われる時期がありました。身に着ける者は悪魔の襲撃を受けるとか。特にユニークなのがインドで「別れの石」と呼ばれ恋人と別れさせる目的で使われていたそうです。漆黒の石ってどこか魔力というか不思議なパワーを感じますね。現代では良い評価を取り戻し、集中力を高める邪気払いの石として人気の石となりました。

オニキスの産地・マザーランド

 主な産地は南米ウルグアイやブラジルです。南米の広大な土地はまだまだ秘境と呼ばれ、その大地から生まれる石にはどこか不思議な魔力を秘めていそうですね。

オニキスの石言葉と身に付ける意味

 オニキスは強力な魔除けの効力を持つと言われており、石言葉は「厄除け」や「成功」です。8月が誕生月の人が持つことで権威や名声が手に入ると言われています。心身が弱っている時って、どうしても負のエネルギーを呼び寄せてしまいがち。風水学においても悪運を洗い流す石と言われているこのオニキスは心身の浄化を促し集中力を高め良い成果を得る助けとなるでしょう。

 オニキスはこんな時にお守りとなってくれます。
・誘惑に負けない強い意思が欲しい時
・ネガティブな思考や悪意あるエネルギーから抜け出したい時
・恋愛も仕事も悪縁を絶って良縁に恵まれたい!

ATELIER PANEROのオニキス

 以前はどちらかと言えば透明感のある水晶系の石(アメジストやローズクオーツ等)が大好物だったのですが、年々このマットで強力なカラーのオニキスをよく使うようになりました。魔除けの石と言われるだけあって、指に載せるとひと際辛口で力強い。ATELIER PANEROのお客様世代にはこれくらい男前な石がお似合いだと思うようになりました。甘いだけじゃないクールで主張のある石。

オニキスの身に着け方

 存在感あるオニキスは一つのリングだけで手元のオシャレが完結しますが、もし重ね付けをするならばマットな石よりも透明感のある石がおススメです。例えばブラックオニキスにはブラウン系のスモーキートパーズと組み合わせるのはいかがでしょうか。地金はゴールドですとちょっときつく見えてしまうので初心者はシルバーが良いと思います。ちょっと上級者になるとグリーンオニキス&レモンクオーツとか。爽やかさと華やかさがあって春夏にぴったりです。インドの職人達は日本人の感性では思いつかないような色の組み合わせを提案してきます。最初、「それは無いな・・・」と思っていても不思議なもので、ジワジワとクセになると言いましょうか、最後には「それしか無いな・・」と思わせる不思議さがあります。組み合わせは無限大ですが、一番は自分がしっくりくる石を選ぶことです。

オニキスのお手入れ

 オニキスは天然石の中でも硬度がそれほど高くありません。衝撃には弱いのでぶつけたりしないよう気を付けてください。家に戻られたら手を洗う前に外して軽く汚れをふき取り小袋で保管される事をお勧め致します。ATELIER PANEROはアフターサービスをとても大事に考えています。シルバーのご使用傷もきれいに磨きますのでお気軽にお問合せください。

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